映画「スタンド・バイ・ミー」(1986年) ~年齢を重ねて気づいた、かけがえのない友情の意味~

映画の余韻を楽しむ

映画『スタンド・バイ・ミー』(1986年)は、少年たちの冒険と友情を描いた不朽の名作として、今なお多くの人に愛されています。人間関係に悩んでいる方にお勧めの映画です。

線路づたいに「死体探し」の旅に出るという一見刺激的な設定の裏側には、成長の途中にある少年たちの不安や孤独、そしてかけがえのない友情が丁寧に描かれています。

この映画を私は20代と50代、二度にわたって鑑賞しました。
同じ作品でありながら、年齢や人生経験の違いによって、まったく異なる感情や気づきを得ました

今回は、年齢を重ねて改めて観た『スタンド・バイ・ミー』から感じた、友情の意味や人生との向き合い方について綴ってみたいと思います。

冒険映画としての「死体探しの旅」

原作は、ホラー作家スティーブン・キングの短編小説
ロブ・ライナー監督、脚本はレイノルド・ギデオンとブルース・A・エヴァンスが担当していますが、内容はホラーではありません。

物語はこう始まります。

オレゴン州の田舎町で暮らすゴーディと3人の友人たちは、いつも一緒に遊ぶ仲間でした。
ある日、30キロ先の森の奥に、死体が野ざらしになっているという噂を耳にします。
「死体を見つければ有名になれる」
そんな動機から、彼らは旅に出ます。

初めて観たときの印象は、まさに冒険物語でした。
死体を見たことのない少年たちにとって、その存在は抗いがたい冒険心をかき立てるものだったのだと思います。

2回目の鑑賞で見えてきた「心の絆」

ところが、2回目の鑑賞では、まったく違う側面が目に入りました。

冒険の途中で、2人きりになった場面で語られる将来への不安
進路についての悩みを打ち明ける静かな会話
そして、言葉にせずとも互いを強く信じている友情の描写

12歳の頃に、こんな仲間がいたらどれほど素晴らしかっただろう・・・
そんなことを、自分の過去と重ねて考えました。

この瞬間、
「好きな映画」が「大好きな映画」に変わりました。

1986年の作品という時代背景もあり、映し出される風景には強いノスタルジアがあります。
原作の舞台はメイン州ですが、撮影はオレゴン州で行われており、その美しい自然も印象的です。

感想|友情は人を成長させる

ただの冒険物語だと思っていた映画が、
実は「少年時代のかけがえのない友情」を描いた作品だったと気づきました。

この映画は、自分の人生を振り返るきっかけを与えてくれました。
強い友情は、人を成長させます。
そして、何かを始めるのに「年を取りすぎている」ということはありません。

私自身、転勤を何度も繰り返し、筆無精な性格もあって、
身近に「本当の友人」と呼べる存在はいないのが正直なところです。

それでも、明日からでも新しい友情を築くことはできるはず
そのために何ができるのか、まず考えてみようと思いました。
考えるだけで終わらないように・・・

人間関係を良好に築くこと友情を築くことは同じではなくても、
通じる要素はあるのではと思っています
まずは簡単なところから実践してみます!
👉 良好な人間関係を築く3つの習慣

自分が変わるという視点

人間関係がうまくいかないとき、
距離を置くという選択は、一つの生き方です。

ただ、それだけでは解決しない場面もあります。
そんなときは、「自分が変わる」という視点も選択肢になります。

どんな出来事にも、良い面と悪い面があります。
見方が変われば、悪い面ばかりが目立っていた状況でも、
良い面が前に出てくることがあります。

大学時代、生き急いでいた頃の私は、
この映画を単なる冒険物語としてしか受け取れませんでした。

人生の折り返しを過ぎた今だからこそ、
「スタンド・バイ・ミー」から、友情や成長について
さまざまなことを感じ取ることができたのだと思いました

うまくいかないときは、
「自分が変わる」という選択肢も、心に留めておきたいものです。

人生には、理由もなく気持ちが沈んでしまう時期があります。
そんなときの心の捉え方については、

落ち込んだときの心の整え方はこちらで少し整理しています。
👉 落ち込んだときこそ人生の本質に触れる

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