映画の余韻を楽しむ

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映画「ラーゲリより愛を込めて」に学ぶ人とのつながり ~極限状況と心の支え、そして現代への示唆~

とある月曜日、当直明けの疲労が残るなかで一日が始まりました。その日は寝不足に加え、夕食時に少しワインを飲んだこともあり、夜になると強い眠気を感じていました。それでも、夫婦で映画の時間を過ごすことになりました。妻は日本映画が好みのため、「ラー...
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映画「北斎漫画」(1981年)感想 ~葛飾北斎の生涯と「満足しない心」がもたらす心の若さ~

「富嶽三十六景」などで名高い浮世絵作家・葛飾北斎と、その娘・お栄、友人・滝沢馬琴との交流、そして波乱万丈に満ちた生涯を描いた作品です。劇作家・矢代静一さんの同名戯曲を映画化したものです。北斎の貧しい生活鉄蔵(後の北斎)と娘のお栄は、左七の家...
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映画「アリスのままで」(2014年)~若年性アルツハイマー病と“自分らしさ”を失う恐怖~

本作は、リサ・ジェノヴァの同名小説を原作とした映画です。主演のジュリアン・ムーア(Julianne Moore)は、認知症によって記憶と自分自身を失っていく主人公を演じ、女優史上初となるアカデミー賞を含む世界主要6大映画賞の主演女優賞制覇を...
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映画「スタンド・バイ・ミー」(1986年) ~年齢を重ねて気づいた、かけがえのない友情の意味~

映画『スタンド・バイ・ミー』(1986年)は、少年たちの冒険と友情を描いた不朽の名作として、今なお多くの人に愛されています。人間関係に悩んでいる方にお勧めの映画です。線路づたいに「死体探し」の旅に出るという一見刺激的な設定の裏側には、成長の...
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映画「5パーセントの奇跡」に学ぶ ― 視覚障害と仕事、そして人の能力について

「5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生〜」(2017年)は、実話に基づいたドイツ映画です主人公の青年サリーは、高校生のときに先天性の疾患が原因で網膜剥離を起こし、視力の95%を失いますそれでも彼は、幼い頃からの夢である「ホテルマンに...
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映画で考える「母の愛」 命の終わりに人は何を選ぶのか?

―余命宣告を受けた母の、あまりにも大きな愛―学生のころ、友人がレンタルしてきた一本のビデオを借りて、夜ひとりで観ました部屋の明かりを落とし、誰にも見られないように、ただ静かに涙を流したことを今でも覚えています1983年公開の映画『ファミリー...